10月ぐらいになると、そろそろアゲハチョウの活動も終わりが見えてきますよね。

もし、この時期に蛹になるぐらいのアゲハチョウは、結局、越冬になるんでしょうか。

越冬となると、どんなことが必要なのかも心配ですよね。

アゲハチョウ 羽化

越冬する蛹はある程度の低温を経験しないと羽化しない

アゲハチョウの幼虫が10月頃に蛹になってしまうと、そのまま越冬になってしまうのか、それによってはどんなことに注意したらいいのか気になりますよね。

アゲハチョウの蛹が越冬するの?しないの?

アゲハチョウの蛹が越冬の蛹になるかどうかは、時期が関係しているわけではなく、日照によって決まるようです

したがって、家の中で飼育している幼虫や芋虫でまだ青虫にもなっていなくても、年内に羽化する可能性がまだあるようです。

また、蛹の色は、蛹化場所の表面の構造などや光線の当たり方によっても違うようなので、まだ緑色だったとしても、越冬蛹になるかもしれないし、褐色だったとしても年内に羽化するかもしれないということです。

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もし越冬したらどうしたらいいの?

越冬した場合は、室内で飼育する場合が多いとは思いますが、あまりにも室内が暖か過ぎてしまうと、アゲハチョウの蛹は、冬に羽化してしまうことになってしまいます。

そうなると、冬は花がほとんど咲いていないので、羽化して成虫になっても、蜜を吸うことができないので生き延びることが難しくなります。

越冬する蛹は、ある程度の低温を経験していかないと羽化することができないようです

なので、越冬する蛹は屋外で管理するなど寒い場所に移動させる必要があります。

場合によっては冷蔵庫の中で保管してもいいようです。

また、越冬するタイプの蛹は、茶褐色になります。

そして体温を低く保っているようです。

この時期の蛹は無防備なので、外敵に注意してあげる必要にあります。

また、無事、越冬をしてもなかなか羽化しない個体もいますが、羽化が遅い個体もいるようなので、諦めずに気長に羽化を待ちましょう。

まとめ

越冬させる蛹を管理するときには、暖めないようにすることが条件になりそうです。

十分に寒い場所で越冬させれば羽化する可能性が大きくなります。

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