アゲハチョウの種類の中で、よく見かける馴染みのある黒い羽に白い色が際立つアゲハチョウや白がベースになっているアゲハチョウを紹介します。
黒い色と白いコントラストがきれいなアゲハチョウ
黒と白のコントラストがきれいなアゲハチョウは、よ~く見ると、きれいな模様をしているのがわかります。
黒と白、そして黒と白と赤のカラフルなアゲハチョウも存在します。
黒と白のコントラストが特徴のアゲハチョウ
アゲハチョウは、私たちがよく見るなじみのあるアゲハチョウです。
それもそのはず。
アゲハチョウが過ごせる環境は、山地だけではなく都会でも過ごせる力強い蝶です。
白いアゲハチョウといっても、黒地と白地のコントラストがきれいなアゲハチョウ。
緑が少ない地域でも、ミカンの鉢植えがあれば、どこからともなく飛んできて卵を産んでいくようです。
<分布>沖縄・九州・四国・本州・北海道)
<時期>3月~11月
<大きさ>35mm~60mm(前翅長)
白い色が特徴のウスバシロチョウ
ウスバシロチョウは「シロ」と名がつくだけあって、白い色が特徴のアゲハチョウです。
名前にはアゲハチョウとは入りませんが、立派なアゲハチョウの一種です。
白いといっても、ほとんど半透明な羽を持っていて、見た目は、羽の縁が黒い色でなぞられているような姿をしています。
アゲハチョウのようにフワフワ飛ぶというよりも、ややバタバタしたように飛ぶ特徴があります。
大きさは、モンシロチョウよりも体がやや大きいのでわかりやすいです。
<分布>北海道・本州・四国
<時期>4月~5月
<大きさ>26mm~38mm(前翅長)
赤と白のナガサキアゲハ
ナガサキアゲハのメスは、翅の一部は赤でさらに白い色の紋があります。
メスの白い色の紋は、南下するにつれて発達していくという特徴があります。
基本は、南方系の種類とされているようですが、近年、北の方にも分布を広げていることから、関東地方や北陸南部の周辺にまで進出しているようです。
ナガサキアゲハの幼虫たちは、ミカン・カラタチ・ダイダイなどの葉っぱを食べていきながら育っていきます。
<分布>本州・四国・九州・沖縄
<時期>5月~9月
<大きさ>60mm~80mm(前翅長)
まとめ
いかがでしたか。
ここでは、アゲハチョウの黒い色と白い色のコントラストがきれいな種類を紹介しましたが、ウスバシロチョウとモンシロチョウは少し似ていますが大きさで見分けられます。