アゲハチョウの蛹の羽化途中の失敗は良くあることらしいです。
蛹の羽化途中での失敗を見つけたらどうすればいいでしょうか?
人間が手を貸す事で寿命を縮める事もありますし、助ける事も出来ます。
思案のしどころなのですが、ここでは助ける事を前提にお話しを進めて行きます。
越冬中のアゲハチョウのサナギ。事故で地面に落下。もともと地面に近すぎて羽化失敗確実の為、引っ越して両面テープで固定。そろそろ春。上手く羽化出来るか?家のミカンの木から育ちました。 pic.twitter.com/n74FJ4NaDP
— piroyuki (@mytk5510) 2016年4月5日
どうする?アゲハチョウの蛹の羽化の失敗!
幼虫が蛹になる前は、体中の水分を落とすために下痢便のような軟便をします。
これが蛹になる印です。
アゲハチョウは、卵から羽化するまで大体1~2ヶ月かかります。
アゲハチョウの蛹が羽化に失敗することもよくあることです。
個体の羽化に耐えうる力が無い、寄生虫に巣蔵れた。
そのような原因が考えられます。
もし、蛹が羽化に失敗した時はどうしたらいいのでしょうか?
そのまま放っておくのも可哀想な気がします。
さて、どうしたものか考えて見ましょう。
放っておいても勝手に羽化に成功する場合もありますが、人間が何もしないでいると完全に命を落としてしまいます。
反対に触ると命を落としてしまう事もあります。
羽化の途中で失敗して翅が固まってしまう飛ぶ事が出来ず、エサを取れないので悲しい結果になることが多いようです。
人間が下手に触ると良くないと言いますが、放って置くのも可哀想ですよね。
では、簡単なアゲハチョウの羽化を助ける方法ですが、柔らかいティッシュの上に蛹を乗せて置く方法やアイスのコーン型に紙で作る方法。
野菜や果物のネットに割り箸ごと入れておいて足場を作り、木にビニール紐でしっかり括ってとめて置くと上手く行けば復活し、蛹から羽化できることもあります。
自然界でも体力不足で絶命するものもいますし、他の虫や鳥に食べられてしまったり、病気や寄生虫にやられてしまうものもいるので
もしもの事があっても気落ちをする必要はありません。
もし動くようなら保護して、砂糖水を薄く作ったもの・スポーツドリンク・はちみつを薄めたものをティッシュなどに浸してアゲハチョウの口元に持っていって吸わせてあげるといいですね。
元気な蝶とは違って長生きは出来ないのですが、最後まで面倒を見て上げましょう。
まとめ
以上のようにアゲハチョウの羽化の失敗する原因と助ける方法をまとめてみました。
出来るだけ救ってあげたいものですね。