アゲハチョウが卵を産み付けてから幼虫の時期を過ごして蛹になったら、成虫へと成長することが楽しみになりますよね。
でも、そこまで大事にしてきた幼虫や蛹でも、寄生されることによって、無事に成虫になれない蛹もいます。
そこで、アゲハチョウの蛹が寄生されているかどうかの見分け方はないのでしょうか。
アゲハチョウの幼虫や蛹が寄生されているかは見分けがつくにくい
アゲハチョウの幼虫や蛹が寄生されているかどうかの見極めはかなり難しいようです。
ある程度蛹が日数を経てきて、そこから蛹の色が茶色になってきたら寄生されている可能性があるかもしれません。
アゲハチョウの蛹が寄生されているか見分けられないの?
基本的に、幼虫が寄生されたかどうかのはっきりした見分け方はできないようです。
蛹の状態でも、蛹になってから少し日にちが経過して蛹の色などを見ていかないと、はっきりとした見分けはつかないようです。
もし、幼虫の時期に寄生されていたら、その後に蛹になった状態を見てみると、成虫の羽の左右の下部にあたるラインからお腹にかけて、黒い筋状の線のようなものが浮き出てきます。
その現象でひょっとしたら寄生されているかもという目安にはなるようです。
蛹になってからは、しばらく触ったりすると動いたりしますが、3日から4日ぐらい経過してくると、蛹が茶色に変色し始め、蛹が急に湿ったような状態になるようです。
そして、蛆虫がお腹や関節のあたりから這い出てくるようになります。
アゲハチョウの幼虫と蛹が蜂に寄生されていたら?
もし、蠅によって寄生されていた場合は、先ほども紹介したように見分けは付きにくいですが、もし、蜂が寄生する場合は、外から針を刺して卵を産むために、針の痕跡が残ります。
もし、刺されているような痕跡があれば寄生されている可能性があるようです。
また、蜂の寄生だった場合は、蛹は命が絶えてしまうことから、硬くて動かそうとしても動かなくなることでわかることもあるようです。
まとめ
アゲハチョウの幼虫も蛹も寄生されていることを知るのには、蛹の色がカギになりそうです。
蛹になってから色が茶色っぽくなってきたら寄生を疑ったほうがいいかもしれませんね。