アゲハチョウは何回も脱皮して成虫になります。
しかし、途中で脱皮に失敗すると時もあります。
そんな時はどうすればいいのでしょうか?
調べて見ましょう。
アゲハチョウの脱皮の失敗とは
アゲハチョウの脱皮について
アゲハチョウは卵から孵化して幼虫になり、前蛹から4回脱皮して美しい翅を広げる成虫になります。
成虫になるまで4回脱皮するのですが、どうも他の脱皮をする生き物同様に失敗することがあるようです。
脱皮に失敗しても放っておけば、次の脱皮で成長し続け、蛹になって羽化に成功する場合もあります。
放っておけば、他の生物に食べられてしまうような時もあります。
アゲハチョウの幼虫が大好物の鳥に狙われてしまいます。
ですので保護して育てて見ましょう。
飼育するのはケースより、柔らかい洗濯ネットや野菜ネットなどで簡易飼育所を作ります。
幼虫の場合でしたら餌となるキンカンやレモンなどの葉を沢山といつでも蛹になれるような割り箸を沢山いれておきます。
個体の体力を無駄に使わせない為に、蛹を作れる場所の範囲を狭くしておくのがいいそうです。
蛹になる前には下痢便をするので、掃除もしやすい環境を作りましょう。
最後の脱皮、羽化に失敗したらどうする?
羽化に失敗して翅が広がらないと残念ですが寿命は無いようです。
翅がちゃんと広がり固まって初めてアゲハチョウは餌をとりに羽ばたけます。
もし羽化の失敗をしても動いているようなら、人工的に飼育しましょう。
簡単に体を寝かせられるティッシュなどを容器に敷いておきましょう。
エサは砂糖水・はちみつ・スポーツドリンクなどを薄めて、ティッシュに含ませて口元にもっていって吸わせて上げましょう。
寿命が尽きるまで世話してあげると自分でも満足できると思います。
まとめ
以上のように脱皮の失敗についてまとめて見ました。
脱皮の失敗で絶命してしまう個体もありますが、そのまま蛹になって羽化には成功する個体、翅がひろがらず命はあるものの飛べないアゲハチョウになってしまうチョウなど色々です。
アゲハチョウには寄生虫が宿ることがありますので、様子が変ならチョウを見てくれる詳しい人や医師?に相談するといいですね。
大切に育てて是非羽化させて見ましょう。