アゲハチョウは卵を柑橘類の葉っぱに産み付けてしまうと、その卵が孵化して幼虫になります。
アゲハチョウが好きならいいですが、柑橘類の幼木を大切に育てている人にはうっとうしいですよね。
アゲハチョウの卵や幼虫を駆除するにはどうしたらいいのでしょうか。
残り一鉢になった山椒にアゲハチョウさん(おそらく2種)の卵を発見!
これはこのまま売るのが正解なのか、不正解なのか…さて、どっち? pic.twitter.com/bWiqBDkfzD— フラワーショップ花憐(カレン) (@FlowerCurrent) 2017年6月25日
アゲハチョウにはネットや農薬を使うか手作業での駆除
アゲハチョウの幼虫は、柔らかい葉っぱが好きなので幼木につくようです。
成木になればそれほど大きなダメージはないようです。
アゲハチョウの卵や幼虫の駆除方法
アゲハチョウの卵は春の暖かい時期から増えていきます。
なので、アゲハチョウが卵を産み付ける前に、防虫用のネットなどで覆うか、殺虫剤などを使う方法が一般的です。
もしくは、手作業で捕まえて葉っぱから落とす方法です。
防虫用のネットなどはホームセンターで切り売りをしてくれます。
ただ、あまり目が詰まったものだと風通しが悪くなるので、木にもあまり良くありません。
多少目が粗くてもアゲハチョウにとっては、羽が邪魔になってなかなかとまれないようですよ。
また、農薬はベニカ水溶剤が使い勝手がいいようです。
ベニカ水溶剤は、アブラムシなどにも効果があります。
もし、大規模に農薬を使うならネオンコチノイド系のモスピラン水溶剤がおすすめのようです。
幼虫は柔らかい幼木の葉っぱを好む
アゲハチョウは柑橘類の葉っぱが食草となっているので、柑橘類の葉っぱに卵を産卵します。
これが大きな成木なら、多少アゲハチョウの卵や幼虫がついたとしても、それほど大きなダメージはないです。
さらに、卵や幼虫も天敵に食べられることもあるので減っていきます。
ところが、幼木の葉っぱは成木よりも柔らかいため、幼虫の餌には適しているようです。
年数が経過した木よりも、幼木の方が新芽も出ます。
だから幼木にアゲハチョウの卵や幼虫がついてしまいます。
殺虫剤を使ってしまえば天敵も駆除してしまうことにもなるので、成木になるまでは、殺虫剤などを使わずに、アゲハチョウの卵や幼虫を見るたびに、根気よく軽く指ではじいて、葉っぱから落とすのがいいかもしれません。
まとめ
柑橘類の幼木を育てているとアゲハチョウの卵や幼虫に困っている人は結構いるようです。
どうしても農薬を使いたくない人は、その都度見つけたて手作業で駆除していくしかないかもしれません。