今回は、アゲハチョウの幼虫の飼育方法を紹介します。
アゲハチョウの幼虫の育て方のポイントは、5齢にもなると食欲が旺盛になるので、たくさん新鮮な餌を用意して育てていくこと脱皮を始めたらそっとしておくことです。
アゲハチョウの幼虫の飼育方法
アゲハチョウの幼虫の飼育のポイントは、毎日新鮮な食草です。
幼虫の育て方は、特に脱皮の時期や蛹の準備を始めたらあまりいじったり触らないようにしましょう。
アゲハチョウの幼虫の飼育
①-(1)用意するもの
餌になる葉っぱ:
アゲハチョウの幼虫を飼育する場合は、毎日新鮮な葉っぱが必要になります。
食草になる葉っぱは、幼虫になる前の孵化したときの場所の葉っぱがいいです。
①-(2)幼虫を飼育する容器:
飼育するケースはプラスチックケースがおすすめ。
プラスチックケースの大きさは20cm×20cm×20cm以上のものを用意します。
また、虫カゴのような風通しがよすぎる容器は、葉っぱがしおれてしまうことと、隙間から幼虫が逃げてしまう可能性があります。
もし虫カゴで飼育する場合は、ラップにたくさん空気穴を開けて天井にかぶせます。
①-(3)餌となる食草
食草を取ってきたら、しおれてしまわないようにティッシュや脱脂綿に水をたっぷりしみこませて、食草の根本をくるみその部分をラップでしっかり包んで輪ゴムでとめましょう。
①-(4)幼虫の育て方
餌は、毎日新鮮な食草をケースに入れてあげます。
アゲハチョウの幼虫が、ある日突然、餌があるのに食べなくなってじっと動かずにいたら、脱皮の可能性があります。
毎回脱皮のたびに動かなくなるのでそっとしておいてあげます。
そして、5齢にもなると5枚近くも食べるようになるので、常に新鮮な食草を与えてあげましょう。
終齢になったら蛹の場所を探し始めます。
この時期になったら、飼育ケースをタオルなどで覆って暗めにしてあげます。
明るいと集中できません。
同時に安心して翅を広げられるように枝などを用意します。
枝は5本ほど用意して60度から70度の角度で傾けておきます。蛹になるには、ケースの側面に張り付く幼虫もいます。
なので、羽化した時に足場にできるように、ケースの側面にタオルや網などを張って足場を作っておきましょう。
まとめ
アゲハチョウの幼虫の育て方は、餌を切らさずに見守ってあげることが大切です。
うまく蛹になって羽化すれば感動しますよ。