アゲハチョウに限らず、蝶の卵は、さまざまな色に変化を遂げていきます。
アゲハチョウの場合は、その色の変化でもうすぐ孵化があるかもしれないことがわかります。
また、アゲハチョウの卵がある場所や見つけ方と時期についてまとめました。
目次
アゲハチョウの卵は葉っぱの表裏、枝もじっくり見てみよう
アゲハチョウは産卵した時点では黄色い卵ですが、孵化が近づいてくると黒になるので、黒い色になったら孵化が近づいていると見極められます。
また、アゲハチョウの卵は葉っぱの裏側についていたり枝についていることもあるようです。
アゲハチョウの卵の色は変化していく
アゲハチョウの卵の形は、まん丸くて形の良い形をしています。
卵の色は、産卵したての頃は、薄い黄色っぽい色をしています。
最初は白みを帯びた黄色の卵も日にちが経ってくるとだんだん色が変わってきて、色が濃くなってきます。
あと少しで孵化を迎えれば黒味を帯びてきます。
これは、卵の色が変わったというよりも中にアゲハチョウの幼虫が入っているからのようです。
なので、卵の色が黒くなり始めたら孵化の前兆とみてもいいかもしれません。
アゲハチョウの卵の場所
アゲハチョウの卵の場所を探すときには、食草や植樹のある場所を探してみると見つかるようです。
アゲハチョウやクロアゲハなどは、柑橘系のミカン・サンショウ・カラタチ・キハダ・ユズ・カボス・レモンなどの木の葉っぱに卵を産み付けます。
キアゲハなどの卵は、ニンジンの葉っぱやパセリ、明日葉などに産卵します。
アゲハチョウの卵の見つけ方
アゲハチョウの卵の見つけ方は、ほとんどが葉っぱの表側に産み付けるので葉っぱの表側をじっくり見てみましょう。
ただ、キアゲハなどは裏側に卵を産み付ける傾向にあるようです。
さらに、枝に産み付けられることもあるそうです。
アゲハチョウの卵が産み付けられる時期
アゲハチョウの卵が産み付けられる時期は、春の時期から秋にかけての3月から10月頃になるようです。
アゲハチョウは年に3回から4回卵を産み付けるようです。
また、越冬すれば4月頃に成虫になっていきます。
まとめ
アゲハチョウの卵は、本当にきれいなまん丸に形をしています。
ただ、1mmほどとうんと小さいので、探すときにはじっくり見落とさないように探してみましょう。