アゲハチョウの卵は、産卵して産み付けられてすぐなら、白みがかった黄色の卵ですが、そこから孵化するまでどれぐらいに日数がかかるんでしょうか。
アゲハチョウの卵は温度が高いか低いかでずれることも
アゲハチョウの卵が孵化するまでの日数は、気温が関係していて、気温が低いと孵化するのが遅れる傾向にあるようです。
アゲハチョウの卵は孵化するまで何日かかる?
アゲハチョウが卵を産卵して、葉っぱに産み付けられてから、一般的には5日ほどで孵化します。
ただ、気温の高低差によっても少しずれてきます。
気温が低い状態なら7日ほどかかる場合もあります。
産み付けられてすぐの卵は、白みがかった黄色い卵の状態ですが、日数が経過していくと、だんだん色が変わってきます。
どちらかというと色味が濃くなってきます。
アゲハチョウの卵はずっと同じ色なわけではなく、時間が経つにつれて色が変化していき、孵化が近くなる頃になると、黒くなるのが特徴です。
黒くなってしまう理由は、孵化が間近になってくると、幼虫の体が透けて見え始めるため黒っぽく見えるようです。
ただ、卵が黒くなったからといっても、確実に孵化するということでもなく、そのまま孵化せずにだめになってしまう場合もあります。
その見極めは、黒くなっても孵化せず二日から三日ほど経過しても孵化しないようなら、すでに命が絶えている可能性があります。
卵が落ちてしまったら?
アゲハチョウの卵がたまに落ちていることもあります。
そんなときは、強くつままずに軽くつまんで戻すか、小さい紙に卵を移動させて戻しましょう。
また、アゲハチョウの幼虫は、卵から孵化しても数mm程度しかないので、すでに孵化しているのに、うっかりしていると見落としてしまうこともあるようなので、卵が黒くなり始めたら少し意識して観察してみましょう。
アゲハチョウの卵が孵化して、幼虫が卵の外に出てくると卵の殻を食べます。
食べた後は、のんびり葉の上にじっとしていてあまり大きく動くことがありません。
まとめ
以上です。
アゲハチョウの卵の孵化について紹介しました。
卵が産み付けられてから、すでに10日以上も経過していた場合は、孵化が絶望的かもしれません。
ちなみに、産卵した卵は全部孵化するわけでもないんですよ。