アゲハチョウが蛹化に失敗したようです。このまま放っておいていいのか手を貸す方がいいのか迷いますよね。
では、どうするか考えて見ました。
蛹化に失敗する原因とは?
蛹化に失敗するのはどうして?
蛹化とは、卵から青虫(芋虫)に成長したアゲハチョウの幼虫が蛹になることを指しています。
卵は沢山産み落とされるのですが、この蛹になる個体は稀だそうです。
蛹から羽化に成功して蝶として飛び立てる個体はもっと少ないそうですね。
失敗する原因ですが、色々な原因があります。
まず、個体の体力不足により蛹になる途中で力尽きてしまいます。
・個体に寄生虫がいる。
・他の生物に食べられてしまうこともあります。
・病気になってしまった。
失敗した個体を見たらどうする?
残念な結果ですが、途中で失敗した個体によっては、そのままにしておくと自然の摂理に従って、他の生物に食べられてしまいます。
人間によって救われるーそのまま絶命してしまう個体も、人間が手を貸して保護することによって、見事に成虫になって羽ばたく事が出来ます。
それも数少ないそうですが、死にかけている幼虫を見たら助けたいですよね。
その方法ですが、色々調べてみました。
ソフトクリームの紙コップの形に作った容器に、枯れ木や割り箸を入れてお尻部分を安定させるとしっかりした蛹になり、見事な蝶になって飛び立っていく例や、ティッシュの上に載せて置くだけでもしっかり蛹化が進み、羽化した例も数多く見受けられます。
コップやネットに入れて置く際は、蛹になった時に糸から落ちて傷を負わない様に柔らかいティッシュを敷いて置くと良いそうです。
亡くなってしまうと落ち込んだりするのですが、それも自然の摂理です。
個体の力により、残念な結果になることは仕方が無いのかも知れません。
まとめ
以上の様にアゲハチョウの蛹化の失敗と助ける方法についてまとめて見ました。
蛹化はアゲハチョウに取って体力を限界まで使うようです。
幼虫は蛹になる前には体中の水分を放出するので軟便を出します。
それが蛹になるサインですので、軟便を見たら、蛹になる援助を始めるといいですね。
手作りのカップを用意して割り箸等と一緒にネットや大き目の蓋つきのデザートカップ等で保護しましょうね。
様子を見ていて蛹の中に美しい模様が見えたら、羽化は目前です。
いざと言う時にフタを開けて、青空に飛びたたせてあげましょうね。