黒くて美しいクロアゲハ、自分が育てた幼虫がクロアゲハになったら嬉しいですよね!
でも、クロアゲハの幼虫って何を食べてどう育てたら良いのでしょうか?
という事で今回はクロアゲハの幼虫の食べるものや育て方についてまとめました!
クロアゲハの食べ物
クロアゲハは、ミカンやグレープフルーツなど、柑橘類の柔らかい葉っぱを好みます。
アゲハ蝶はクロアゲハに限らず幼虫が食べられる葉っぱを見つけて産卵します。
なので、柑橘類の葉っぱがなくなったクロアゲハが他の場所に居どうしても食べることが出来ずに餓死してしまいます。
そうならないように、クロアゲハの母親は卵をまとめて産むのではなく、1粒1粒離れた場所に産むのです。
クロアゲハの育て方
クロアゲハの幼虫を飼育したいと思ったらまずは採集するところから始めなければなりません。
クロアゲハは柑橘類の葉っぱに卵を産み付けるので、柑橘類の木がある場所にいって卵を探します。
ただし、農薬がまかれているような場所には産卵しないので、樹の持ち主に確認してみるのも良いでしょう。
クロアゲハの幼虫を飼育するためには新鮮な柑橘類の葉っぱが大量に必要になります。
最初こそ量は食べませんが、脱皮を繰り返していくにつれてものすごい量を食べるようになるのです。
最初にお話ししたように、柑橘類以外の葉っぱを与えても食べてはくれないので、まずは餌となる葉っぱを大量に入手することは出来るのかどうかを考えてから行動に移すと良いでしょう。
卵を持ち帰ったらプラスチックのケースなどに入れて孵化、そして羽化を待ちます。
クロアゲハとナミアゲハ
ナミアゲハもまた柑橘類の葉っぱがある場所に産卵をします。
残念ながら卵や最初の幼虫のうちは見分けることが出来ないのです。
脱皮を繰り返し、黄緑色になったらやさしくつついてみましょう。
赤色の臭角を出したらクロアゲハ、半透明の黄色い臭角を出したらナミアゲハです。
クロアゲハは薄暗い場所に産卵する傾向がありますので、出来るだけ日の当たらないところにある卵を見つけるようにすると良いでしょう。
まとめ
今回はクロアゲハの食べ物や育て方についてまとめました!
クロアゲハは柑橘類の葉っぱさえたくさん入れておけばどんどん成長してくれます。
とくにやることもなく、育てにくいものではないので自由研究などに利用する人も多いです。
ただし、クロアゲハが羽化したら外に放してあげるようにしましょうね。