アゲハチョウの蛹を見た事がありますか?
苦手な人もいるでしょう。
青虫はともかく、毛虫等は特に嫌な人は多いです。
でも、蛹になると羽化するまでじっと見ていたくなりますよね。
そこで私は、羽化するまでの時間を調べて見ました。
アゲハチョウの蛹が羽化する時間とは?
身近で見る事の多いアゲハチョウ。
みかんの木は勿論、山椒・レモンの葉に卵が産み付けられます。
因みにアゲハ蝶の幼虫はキャベツの葉っぱは食べないそうです。
アゲハチョウの好物は決まっていて先ほど書いた、ミカン・山椒・レモンの葉を食べるそうです。
キアゲハはニンジンの葉を食べます。
余談ですが、「はらぺこあおむし」という歌に出て来る青虫はモンシロチョウの幼虫なんですね。
モンシロチョウの幼虫はキャベツの葉が好物のようです。
後は蛾やアブラムシ類がキャベツの汁を飲んだりしています。
春先に産み付けられ、夏頃に羽化します。
アゲハチョウの蛹が羽化する時間はどれくらいでしょうか?
絵本でおなじみの青虫ですが蛹になって羽化するまでどれぐらいかかるのでしょうか?
蛹の色には2種類あるそうです。
1つは褐色型ともう一つは緑色型です。
・蛹には春型と夏型があります。
・春型―蛹の状態で越冬して春に羽化します。
・夏型―春から夏に卵から孵化して夏から秋に羽化します。
春型の場合、蛹になってから羽化するまでに10日前後から14日前後かかるようです。
それでは、羽化する前、幼虫の状態で育てる場合について考えてみましょう。
青虫を見つけて育ててみたい方の為に蛹にする方法もここでご紹介します。
蛹になる前の青虫は水分の多い便をします。
蛹になる前に体中の水分を落としておくのですね。
これは蛹化が近い合図です。
これを見たら、果物や野菜の入っているネットと割りばしや枯れ木を幼虫と一緒に入れて置くと、糸を出して蛹になるそうです。
袋に入れて置くのは、蛹になる為の場所を見つける範囲を狭くすることにより、体力を無駄に使わせない為に有効です。
蛹になったら、飼育ケースに移します。
大体10日前後で羽化するそうですので蛹の中に綺麗なアゲバの模様が見え、羽化が始まったらフタを開けて飛び立たせて上げましょう。
羽化してから一時間ぐらいで翅もしっかりして飛び立てるようになります。
他の生物に狙われないような場所でフタを開けましょうね。
まとめ
以上のようにアゲハチョウの蛹が羽化するまでの時間や時期についてまとめて見ました。
お子さんの自由研究の課題にもなりますね。
是非観察して見ましょう。