アゲハチョウの幼虫は、とにかくムシャムシャとよく食べます。
毎回用意してあげたとしても、ミカンの葉が少なくなってきたら、それ以外の餌となる葉っぱは何がいいのでしょうか。
アゲハチョウの幼虫は孵化してすぐ口にした食草を好む?
ミカンの葉っぱの代用となる餌は、柑橘系のもので実がなるものを探す必要があるようです。
ただ、アゲハチョウの幼虫は、卵から孵化して初めて食べた食草を気に入る傾向があります。
ミカンの葉っぱの代用となる餌
アゲハチョウの幼虫の餌となる食草は、ミカン科とはなっていても、どれでもいいわけではないようです。
食草は柑橘系で実がなるものがアゲハチョウの幼虫に適している餌です。
ミカンの葉っぱの代用になるものは、ゆず・レモン・ライム・夏ミカン・カラタチ・サンショウなどです。
普段から、これらの木々に実がなっているところを探して与えてあげる必要があります。
また、孵化したときに、最初に口にした品種の葉っぱを好む傾向があるようです。
なので、もし、最初に食べたのがミカンの葉っぱだった場合は、代用の食草の餌で食べてくれるかどうかはわかりません。
幼虫に与えた食草が気に入らなかった場合は、成虫までに至らない可能性もあるようです。
代用できる葉っぱはどうやって用意する?
代用できる葉っぱを用意するには、実のなっている場所を探し当てて枝を切り取ってくることになりますが、サンショウの場合は、大きなスーパーにいけば売っているところもあります。
ただし、少量であるのに値段が高いです。
さらに終齢が近くなる幼虫は餌をよく食べるのでそれでもつかどうかはわかりません。
もしくは、サンショウを庭木にしているお宅も結構あるようなので、探してみた方がいいかもしれません。
ユズやサンショウの枝などにはトゲがあるので注意も必要です。
また、デコポンやスダチなどを餌として食べる可能性もあるようです。
どちらにしても、その代用となる食草を与えて幼虫が食べてくれるか見ていく必要がありそうです。
まとめ
アゲハチョウの幼虫の餌となる食草を変えた場合、あとは幼虫が食べくれるかどうかですが、葉っぱがなくなったら、とりあえずスーパーなどで購入して間に合わせられるなら試してみる価値はありそうです。