小学生くらいになると昆虫に興味を持ち始める年頃かもしれません。
そんな時に、一度は飼育して観察してみるという経験をするのにアゲハチョウを選択する人もいるのではないでしょうか?
他の昆虫に比べると飼育するのに少し手間がかからないということも利点なのかもしれません。
そんなアゲハチョウのさなぎについて、どれくらいの期間さなぎでいるのか調べてみませんか?
アゲハチョウのさなぎって?
そのそも、どうしてさなぎという期間を過ごすのか知っていますか?
アゲハチョウは幼虫から美しい蝶の姿になるのですが、幼虫には羽がないですよね?
このように姿をまったく変えるためには、一定期間の準備期間の様なものが必要なのでは無いでしょうか?
その時を過ごすためにさなぎという期間があるのだと考えてみると、全く動かないさなぎの期間がとても重要な期間であるように思いませんか?
さなぎの期間って長い?
実際にさなぎでいる期間というのは、どの季節なのかによって変わってきます。
ここでは、一般的に観察することが多い時期のアゲハチョウに注目してみたいと思います。
幼虫の状態で十分に栄養を取って、しばらく動かないようになっているのを疑問に思ったことはありませんか?
そのようになったらいよいよ「さなぎ」になろうとしている合図の可能性があります。
自分の体と枝、飼育されているのであればケースの淵などにも固定する場合もありますが、糸で体を覆ってしまいます緑色のきれいなさなぎになることができたら、大体2週間程度で羽化するのです。
たった2週間で、幼虫だったのに蝶の姿に変化することが可能なのか不思議ではありませんか?
羽化する様子を観察しようとしている子供には長い2週間かもしれませんが、蝶にとっては今後を左右する羽を準備している重要な期間なのです。
見守って、刺激しないようにしましょう。
支えている枝などからさなぎが落ちることは、アゲハチョウの命にかかわります。
たった2週間できれいなアゲハチョウと会えると楽しみにしながら、さなぎの状態を楽しんではどうでしょうか?
まとめ
さなぎでいる期間が2週間の時には、キレイな緑色をしているさなぎのようです。
しかし、中にはさなぎの色が茶色になっている時もあるのですが、それは越冬するようなのでとても長い期間さなぎでいるようですね。