アゲハチョウの幼虫を飼育していて、突然餌を食べていないと感じるようになることはありませんか?
幼虫が食べる葉っぱの量としては、自分自身の体の大きさに比べると何倍もあるのです。
そんなに食欲があるのに、餌が減っていないとは心配になりますよね。
そんな時に考えるべき原因とはどのようなものがあるのか調べてみましょう。
アゲハチョウの幼虫の餌とは
アゲハチョウの幼虫に与える餌とは、ミカンやレモンなどの柑橘系の葉です。
しかし、それらの種類であればどの葉っぱでも食べてくれるということではありません。
出来るだけ柔らかい新芽の部分を好むようです。
また、与えてから時間がたっていて水分が抜けているような固くなった葉も食べないようです。
できれば毎日新鮮なものを用意できれば理想ですよね。
与えている葉の状態を見直すことで、食べてくれない状態を改善することも出来る可能性があります。
他にも理由はあるのですが、農薬がついているということはありませんか?
生まれたばかりの幼虫は、葉に農薬がついていることを見分けることができないので、もしも農薬がついている葉を食べると亡くなってしまいます。
しかし、脱皮を繰り返して青虫の状態になったのであれば農薬がついているのか見分けることができるようなのです。
もしかしたら農薬がついているので食べないということはありませんか?
他にも原因はあるの?
葉を見直すということ以外にも餌を食べない理由はあるのでしょうか?
与えている葉の種類は間違ってないのに何故?という疑問が消えないのであれば、少し様子をみましょう。
餌を食べないだけではなく、動くこともしないのであれば脱皮をする準備をしているのかも知れません。
それが青虫の状態なら、このまま蛹になる可能性もあります。
まとめ
決まった種類の、新芽の部分を好んで食べるというのは言い方を変えてみればグルメですよね。アゲハチョウの幼虫を世話するのは簡単そうに思うかもしれませんが、食欲や脱皮の回数など、気にすることも多いかもしれませんね。