自然の中を舞って、見る人を魅了するアゲハチョウですが、自宅で飼育する方法はないのでしょうか?

そこで今回は、アゲハチョウの成虫の飼い方をまとめました!

アゲハチョウ 成虫 飼い方

アゲハチョウの飼育

アゲハチョウは飼育下にいると蜜を吸うことが出来ません。

とくに、部屋の暖かさで冬の間に羽化してしまった場合は花を入手することさえ難しいです。

もし秋の間に蛹になった場合は、春まで羽化を待ちますので外において羽化させないように気を付けてあげることが重要です。

それでも羽化してしまった場合は餌の代わりとなるものを用意してあげる必要があります。

アゲハチョウの餌

アゲハチョウは、花の蜜の代わりとなるものを用意します。

9(水):1で薄めたはちみつや砂糖、シロップ、カルピスなどをティッシュやキッチンペーパーに浸みこませ、枝に巻き付けてあげましょう

アゲハチョウの前脚を染み込ませたものに当ててあげると感覚器官が反応して蜜を吸ってくれます。

もし口を伸ばしてくれない場合は、身体にぶつからないように爪楊枝で口を伸ばして当ててあげると、反射的に吸ってくれます。

脱脂綿を利用する方もいますが、脚が絡まって取れてしまうことがあるのでなるべく使用しないようにしましょう。

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飼育する場所

部屋の中でアゲハチョウを飼育しなければいけないのであれば、室温は15℃前後、高くても20℃いかないくらいにしておきましょう

温度が高いと飛び回ろうとするので、あちこちにぶつかって羽が傷んでしまいます。

また、明るい場所でも飛び回ろうとするので飼育ケースにタオルなどをかけて薄暗くしてあげましょう。

アゲハチョウの寿命は羽化してから2週間、長くても一ヶ月です。

なので、春まで生きることは難しいです。

蜜をすった後は茶色い排泄物を少量ですが出しますので、そのままにしておかず、短い命、快適な空間で過ごさせてあげられるように工夫していきましょう。

まとめ

アゲハチョウの飼育は思っているよりも難しいです。

産卵をさせてあげるためにも、冬や羽が傷ついていない限りは羽化したら放してあげましょう。

長く生きれば生きるほど鱗粉が落ちて美しさは失われていきます。

しっかり最後まで面倒を見てあげてくださいね!

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