アゲハチョウを育てるといっても、どのような形態をしているのかによって飼育に必要な環境が異なるかと思います。
卵の時にするべきこと、青虫や蛹になったら必要になること、そして成虫になるまでにしておくこと等をまとめてみましょう。
どうやって育てれば良いの?
成虫になるまでの観察をしてみたいと思うかもしれませんが、具体的には何を用意したり、どのような環境で育てれば問題ないのか知っていますか?
基本的なことを紹介してみたいと思います。
卵から青虫までの育て方は?
まず、卵の状態で家に来たとしましょう。
この時には、餌を食べることは無いので安心しているかもしれませんがいつ幼虫になるのか分かりませんよね。
なので、飼育環境にはいつでも幼虫になれるようにしておく必要があります。
一般的な虫かごでも問題ないと思います。
もしくは鉢植えを覆うようなネットをして外敵から身を守るようにしてあげても良さそうです。
あとは、幼虫が脱皮をして大きくなる間に十分な餌を与えることが必要です。
虫かごなどで飼育する時には、葉がなくならないように気を付けましょう。
そして、糞の掃除をすることも忘れないでください。
幼虫はたくさんの糞をしますが、そのままにしておくとカビが発生することもあり、幼虫が病気になることもあるのです。
また、青虫の状態になったら蛹になっても大丈夫のように、割りばしや枝などで体を固定する場所を演出することも忘れずに。
蛹から成虫までの育て方は?
青虫の状態では、子供が興味を持って触っているかもしれませんが、蛹になったら触ることはしてはいけません。
見た目にはじっとしているだけのように見えますが、成虫になるための変化が起きているのです。
この時には少しじれったいかもしれないですが、見守っているだけにしましょう。
2週間くらいで成虫になって飛び立ってくれます。
羽を広げているような仕草を見せたら、虫かごやネットを外してあげましょう。
外の世界に逃がすことが一番良い育て方かと思います。
まとめ
観察していても知らないうちに次の形態になっていることがあります。
いつ、青虫や蛹になっても問題のないように早目に準備をしてあげましょう。